解説
オダギリジョー、蒼井優、松田翔太らが顔をそろえ、佐藤泰志の小説を映画化したラブストーリー。『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』に続く「函館3部作」の最終章として、愛をなくした男と愛を望む女の出会いを描く。監督を務めるのは、『松ヶ根乱射事件』などの山下敦弘。41歳で他界した作家の実体験を基につづられた原作の魅力が光る愛の物語に心奪われる。

製作年度:2016年
上映時間:112分
監督:山下敦弘
原作:佐藤泰志
脚本:高田亮
音楽:田中拓人
出演:オダギリジョー蒼井優松田翔太北村有起哉満島真之介松澤匠鈴木常吉優香

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オダギリジョーも蒼井優も同じような役者だ。自分の世界に、観客をグッと引き付けたら、蛇のように、首に巻きつき、飲みこんでゆく。自分の特性を持った稀有な役者だ。蒼井優は、嫌いだったが、たくさん作品を観て、認めざるをえなくなった。この映画は、函館を舞台にした映画だが、私もこの函館を高校時代3年暮らしているだけに、どこが舞台になったのか観ていて引き込まれてしまった。町並みは、日本でいて、外国の臭いもするので、一種、どこの国にいるか分からないような景色も山積している。ただ、訛りは聴いていて、大げさに思えてならない。本当の漁師だけが使うような言葉や、有名な表現「したっけ」などは無理やり台本に入れているようで仕方が無い。季節を冬に限定さえしなければ、どの季節に行っても楽しめる街だとは思う。蒼井優が、働いていたような店で未だお客さんが沢山いるようなところが函館にはないと思う。函館は、今ではさびれた人のいない街なので、この作品で描いたような風景は、何十年前なんだろうか。最後に、男女の中も、野球でホームランで終わらせる辺り、男性が好きそうな映画ではあるが、幼稚さが否めないのが残念だ。

評価点 80点
お勧め度 78点

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菅原偉夫
Posted by菅原偉夫

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