FC2ブログ

関西弁にならない関西人の映画批評ブログ

映画を観て、思った事や感じた事を綴って行きます。※ネタバレありです。

Top Page › ★★★★+ › グリーンブック
2019-10-13 (Sun)  08:59

グリーンブック

176972_01.jpg

グリーンブックとは、アフリカ系アメリカ人の
旅行者がモーテルやレストラン、給油所を
見つけるためのガイドの事です。
僕には、その知識が無かったので、先にこの
作品がどうしてアカデミー賞の作品賞を取った
ものなのか、全く予期しておりませんでした。
また、内容の推測もできませんでした。

舞台は、1962年のアメリカ。今より黒人の差別が
酷く、それを実際に作品の中に反映させたものが
本作です。
NYのナイトクラブで用心棒をしていた
トニー・ヴァレロンガ。少年のような心を持っては
いますが、自己中で粗雑な性格は、どらえもんの
ジャイアンみたい。ジャイアン+口の上手い
お調子者。そのトニーが、「コパカバーナ」
ナイトクラブの改装による閉鎖のあおりを食って
職を失います。そこから話は始まります。
片や、8週間のアメリカ中西部を廻るツアーの為、
運転手を探していたアフリカ系アメリカ人の
クラシック系ピアニストのドン・シャーリーとが、
出会います。
二人は、ぶつかりはしますが、ドンの稀有なピアノ
演奏にトニーは感銘を受けて、表面的には反発しつつ
内面では尊敬の念を持つようになります。
一方で、ドンがバーで白人男性のグループにリンチを
受けている際に助けるなどしますが、現状の黒人に対する
皆の差別的な態度を改めて知ります。
僕は、ドンのそんなリンチを受けても冷静で毅然とした
態度に惹かれると共に、現実を知って、時代背景は
今とは違ってはいますが、黒人差別の実情を映像で観て
心が痛かったです。
20190227130144.jpg
面白かったのは、トニーは奥さんに手紙を書いていましたが、
ドンが手助けをすると、見違える程素敵な内容になって、
後に、トニーが帰宅して、その自宅にドンが行った際、
ドンの耳元で奥さんが、「彼の手紙を書くお手伝いをしてくれて
ありがとう」と言った事です。
文章が綺麗すぎて、奥さんはそれをドンに助けてもらって
書いていたのを察知していたと言う内容のものです。

ドンはトニーを、トニーはドンをどんどん
信頼を寄せて行くのが手に取るように分かって、
白人、黒人の肌の色は違えど、お互いに尊敬できる間柄になる
痛快スカッとさは、僕でも感じたくらいなので、この作品を観た
皆が同様の心境になってのアカデミー賞の中でも、作品賞、
助演男優賞(ドン)受賞に繋がったんだと思います。
僕は、アカデミー賞を取るような作品は面白くないと実は
思っていたのですが、それは否定されました。

03-22.jpg

評価点 88点
お薦め度 90点

2018年 130分  アメリカ製作
 
 
↓↓↓応援をお願いします。ポチっとな♪
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村
関連記事

最終更新日 : 2019-10-13

Comment







管理者にだけ表示を許可